ご購入・お引渡しまでの
ご契約や費用に関する大切なお話

人生で最も大きな買い物ともいえるマイホーム購入は、多くの方が初めての経験であり、不安になる要素が多いものです。

当ページでは、草加市民ハウジングの取引の中でも特に多い「建売新築一戸建て」を媒介契約でご購入いただいた際の、お引渡しまでの流れを、極力丁寧に、みなさまが気になるであろう「契約」や「費用」に重点を置いて解説しています。

土地から購入する場合や条件付土地を購入する場合、中古物件を購入してリノベーションする場合等、状況に応じて流れは変わりますので、詳細に関しましては営業担当までお気軽にお問い合わせください。

おおまかな希望条件だけでOK！
気軽に物件見学に出かけよう！

「まずは見てみる」
お住まいの購入が他の不動産取引と大きく違うポイントです。

住みたいエリアや建物の種類、広さ・間取り等、最初は漠然とした希望しか浮かばないと思います。
お部屋探しの要領で、インターネット上で検索しても、すぐに行き詰まってしまうでしょう。
「全然目当ての物件が見つからないっ！」と。

理由は単純です。
草加市・八潮市の不動産供給量は、購入希望予定者の総数に対して、決して多くはありません。
広告掲載から、だいたい1ヶ月前後で、契約進行をはじめとする様々な理由を背景に広告が非掲載とされてしまうため、物件情報量が不足しがちなのです。

だからといって契約を急ぐ必要は全くありません。
ある程度自分たちの希望にマッチする不動産か否かという状況判断が出来るようになれば良いのです。
そのためには、物件に直に足を運んでいただき、実際にみなさまの目でご覧いただくのが一番です。

当社までご相談いただきましたら、規定のヒアリングシートにご記入いただいた希望条件を元に、該当物件をピックアップし、随時ご希望の方法でご案内いたします。
まずはオンライン等で資料や画像・動画をご確認いただき、少し気になる物件がありましたら、現地まで足を運んでみましょう。

広告掲載から一ヶ月以内で契約に進めている方々は、物件見学を通じて、大切な条件を固めていった方々なのです。

施工会社ごとの特徴や、予算に応じた設備やグレードの違い、立地や間取り・採光といった諸条件の優先度等も、見学を通じて徐々に明快になっていきます。
夢の具現化に向けて私たち草加市民ハウジングが全力でサポートいたしますのでお任せください。

未来のリスクを無料で防ぐ！
安心のライフプランニング

固まってきた希望条件や見学物件をベースに、近隣の市場動向や物件供給量といったデータや、絞り込んだ物件詳細情報をご案内しながら、並行でライフプランニングをスタートします。

住宅ローンの借入可能額だけでなく、今後の不動産購入手続きで発生する諸費用、そして支払いサイクル等を、現在の状況やご希望のライフスタイルに合わせて、シミュレーションする大切な作業になります。

将来の介護を見据えて親御様から援助いただき二世帯住宅を希望される方、転勤が多く場合によっては賃貸による資産形成も想定されている方、育児だけでなくご家族で毎年旅行を満喫したい方や子供の将来にむけて万全の教育体制を検討中の方等、無理のない返済を前提にローンシミュレーションを行うためには、スタイル・イベントに応じたそれぞれのオリジナル未来設計が不可欠です。

また、住宅ローンは、金融機関ごとの金利変動だけでなく、補助金や減税・優遇措置も毎年大きく変わります。
利用ローンや購入方法の創意工夫により、100万円以上の減額となることも多々ございますので、この機会にぜひ無料未来設計をご活用ください。

お申込・媒介契約・
住宅ローン事前審査

入居希望日や減額交渉等の様々な条件のすり合わせを経て、最終的なご購入意思が定まりましたら、規定の購入申込書にご記入いただきます。

購入申込書自体には、法的な拘束力はございません。
以降の不動産売買契約締結前までは、購入のキャンセルは可能ですのでご安心ください。
売買契約に至るまで、あくまで売主と優先的に取引を進めるための意思表示と捉えてください。
そのため、概ね1週間から10日間といった優先効力に関する有効期間が記述されています。

購入申込時に、売主によっては『申込証拠金』が必要となる場合がございます。状況によりますが、申込証拠金の相場は概ね1〜10万円程度です。
前述の通り、キャンセル時にはご返金となりますが、後述します売買契約時の手付金に、本申込証拠金を充当した場合、売買契約後にお客様の都合で契約を解除した際には、返金されませんのでご注意ください。

お申込み以降の各金融機関、公的機関との手続き代行や、お引渡しまでの諸手続きをサポートするにあたって、本タイミングで当社との媒介契約と取り交わさせていただきます。
購入想定となっている物件の基本情報や、具体的な媒介提供サービス、仲介手数料の詳細等が明記された書面を交付いたします。

なお、仲介手数料の上限は、400万円以上の物件の場合、物件価格の3%+6万円となりますが、お支払いは本タイミングではありませんのでご安心ください。
仲介手数料のお支払いは、売買契約時（半金）、お引渡し時（半金）のいずれも現金でのお支払いとなります。

住宅ローンは、通常、金融機関の事前審査と本審査の両審査を通過する必要がありますが、事前審査は、支払い能力や健康状態といった基本情報を簡易的に審査するもので、一般的な給与所得者の場合は、以下のように必要書類も非常に少なく、おおよそ1週間以内に結果が通知されます。

住宅ローンの事前審査を通過することで、支払い能力の保証となるため、以後の売買契約をスムーズに進めることができるようになる他、未来設計のシミュレーションがより高確度なものになります。

また、昨今の住宅ローンは、金利や団体信用生命保険をはじめ、金融機関ごとに様々なサービスを提供しています。
よりお得な住宅ローンを選定するためにも、草加市民ハウジングでは、各提携金融機関宛に複数審査を依頼しています。

重要事項説明・
不動産売買契約

購入物件に関する詳細な情報や契約に関する具体的な事項の説明を、重要事項説明といいます。
宅地建物取引業法の定めにより、必ず宅地建物取引士が資格証を提示し、不動産売買契約前に行う必要があるため、当社宅地建物取引士がお客様に資格証を事前提示の上売主・買主両名ご同席の場でご説明します。

重要事項説明の中で特に重要なポイントは以下の通りです。

いずれも現在と将来の権利や費用に関する大切な内容ですので、ご不明な点は遠慮せず重要事項説明時にご質問ください。

重要事項説明を終えた後、不動産売買契約へと進みます。

事前に行われた重要事項説明書と重複する内容が多いものの、権利関係の他、支払い方法や手付金の取り扱い、契約解除や契約違反、ローン不成立の際の措置やお引き渡し方法等、契約内容に関しては特に重きを置いて説明させていただきますので、ご不明な点は遠慮せず、契約説明時にご質問ください。

なお不動産売買契約にあたって必要な書類や費用は以下の通りです。
前述しました通り、お申込み時に受領した申込証拠金は本契約時に必要な手付金の一部に充当が可能です。
また、仲介手数料の半金は、本タイミングで現金でのお支払いとなります。

住宅ローン本審査・住宅ローン契約

不動産売買契約締結後は、住宅ローンの本審査に進みます。

事前審査とは異なり、本審査では不動産や契約に関する様々な書類が必要となりますが、媒介契約が既に済んでいるお客様の場合は、全て当社がサポートいたしますのでご安心ください。

金融機関の種別や各種優遇措置を利用する場合、またペアローン等のローン形態の場合は、ご購入者様や保証人様、また売主や検査機関に別途ご準備いただく追加書類が必要となる場合がございます。
既に未来設計や事前審査の段階で、概算をご案内済みかもしれませんが、書類発行に諸費用が発生する場合がございますので、改めて計算等が必要な場合は遠慮なくスタッフまでご依頼ください。
各種書類発行機関のご案内等、当社専属スタッフが責任を持ってサポートいたします。

住宅ローンの本審査期間は、追加書類の有無や時期によってまちまちですが、おおむね2週間から1ヶ月前後必要となります。

本審査通過後は、借入金額の他、金利や返済方法等、詳細を定めた住宅ローン契約（金融消費賃貸契約）を金融機関と取り交わします。
金融機関にもよりますが、平日のみの対応となるケースが多いためご注意ください。

現地立ち会い・住所変更・
住宅ローン融資実行・
お引渡し

お引渡しの前に、ご購入者様と当社、そして売主の3者で、物件の最終確認を行います。

施工品質や境界といった大切な最終確認の場であると共に、引っ越しや家電・家具の搬入見積が必要な場合は、現地立ち会いの際にお願いする形になりますので、ご希望日程を複数いただき、当社で最終的な候補日を取りまとめます。

またホームインスペクションを始めとする住宅診断をご希望の場合も、基本的には本立ち会い日での診断実施となりますので、詳細につきましては専属スタッフまでお問い合わせください。

現地立ち会いに際して、ご購入者様にご確認いただきたい事項票や、間取図、立面・配置図、地積測量図・境界確認書といった書類、筆記用具・計測用のメジャー等は、全て当社が準備いたします。

本立ち会い日からお引渡しまでの期間中は、外構工事等が引き続き行われている場合がございますので、以下の立ち会い必要物の中でも、仮表札をご準備いただくと、お引渡しまでの関連書類の受け渡しや業者様への建物認知という面でスムーズです。

住宅ローンの契約前に、現在のご住所からご購入された不動産住所に、住民票を異動する手続きを行うのが半ば一般的となっています。
登記回数を減らすという具体的なメリットがあり、多くの金融機関が推奨する形でもあるため一般化した慣習ではありますが、入居前の住民票異動は依然として法的に認められていないという、矛盾が生じています。

転出・転入届の他、健康保険や年金、学校や車庫証明等、並行で行う方が効率的な手続きが多数ございますので、詳細につきましては専属スタッフまでお問い合わせください。

金融機関にもよりますが、通常、住宅ローンの融資実行とお引渡しは、ご購入者様、保証人様、売主、金融機関担当者、司法書士、当社専属スタッフ同席の元、同日に行われます。
融資実行日に必要な書類は概ね以下の通りです。

その後、司法書士側で、所有権移転登記や抵当権設定登記を行います。

最後に仲介手数料の残金やその他諸経費の精算を行い、当社から住宅設備の関連書類や鍵をご購入者様にお渡しし、お引き渡しが完了となります。

マイホームのご購入、本当におめでとうございます。
お引渡し完了後も、各種アフターサポートやリノベーション等、お住いに関するご相談はお気軽に当社までご依頼ください。